一年の計は元旦にあり
2021年最初の記事は今年一年の目標設定から。
最近個人用OKRのツールをNotionに変えました。
今年はそれを運用していこうかと思います。
OKRとは
簡単に言ってしまえば組織の目標達成のためのツール、です。
GoogleやFacebookなどの有名企業が取り入れてます。
Object(目標)とKeyResult(目標達成のための成果指標)とで構成され
KeyResultの進捗状況によってObjectの達成率を評価します。
KeyResultは定量的である必要があります。
「認定資格を5つ取得する」
みたいな。
反対にObjectは定性的なものを設定します。
「独立して企業する」
みたいな。
OKRの主な特徴は高い頻度で設定・追跡・再評価できることです。
最初に設定して終わり、ではなく都度達成率を評価して必要に応じて再設定できます。
また、各要素はレイヤによって分けることができ、以下のようなツリー構造で表現されます。
では早速設定していきましょう。
最上位のObjectとKeyResultを設定する
今回は個人用のOKRなので、一般的な組織用OKRとは違った体系にしようと思います。
組織用OKRでは上位のObjectから順番に「会社」-「部署」-「チーム」-「個人」といった流れで目標をブレークダウンしていきますが、
そこを「長期」-「中期」-「短期」といった達成期間でブレークダウンします。
早速最上位のObjectを設定していきます。
"L1_***_Object"から始まるテーブルがそれです。
このテーブルではObjectのみ定義します。
※上記ではKeyResultが表示されていますが、これは後述する設定内容が反映されている状態です。
上記の例では「札幌で会社を立ち上げる」がObjectになります。
次にこれに対応するKeyResultを設定します。
"L1_***_OKR"から始まるテーブルがそれです。
このテーブルではObjectに対するKeyResultを設定します。
※上記では子オブジェクトが表示されていますが、これは後述する下位のObjectが反映されている状態です。
上記の例では
- 仕事上の仲間を100人作る
- 経営に関する資格を5つ取得する
- 資本金1000万円を用意する
- 軸となる主要サービスを1つ立ち上げる
がKeyResultになります。複数設定することができます。
下位のObjectとKeyResultを設定する
前述の手順をもとに、最上位のそれぞれのKeyResultに対して、
それを構成する下位のObject(今回で言えば「中期目標」、「短期目標」)およびKeyResultを設定していきます。
下位になればなるほど、評価・見直し・再設定の頻度は高くなります。
また上位のOKR達成度合いによって、必要に応じて下位OKRを追加・削除する可能性もあります。
ツールとして選ぶなら手軽に出来きて見やすいものがいいですよね。
ちなみに今回のテンプレートのテーブルはNotion標準のものを使っているので、
自分で好きなようにカスタマイズできます。自分なりに管理・運用しやすいテーブルにしてみてもいいかもしれません。
さいごに
最初でも述べた通り、OKRの特徴は設定して終わりではなく、高い頻度で設定・追跡・再評価できることです。
なので毎日でも毎週でも毎月でも、タイミングを決めて都度振り返るようにしましょう。
今回のNotionのOKRテンプレートはほかのWEBサービスに比べて手軽にできるし、操作性も簡単なのでぜひ試してみてください。