はじめに
今回は八木 仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』です。
読書時間
賞味2時間ほど。
ページ数はそこまで多くなくて、読みやすい印象でした。 やりたいことってなんだろうって気になって、どんどんページを読み進めていきました。
率直な感想
- 「好きなこと」と「得意なこと」は違う
- 「好きなこと」と「得意なこと」が掛け合わさると最強になる
- 「嫌いなこと」や「不得意なこと」を仕事にして今うことの恐ろしさ
- 「大事なこと」というファクターが自分の中では抜けていた
マーキング箇所と所感
- 1つの「やりたいこと」に固執し続けるのは、もはやリスクでしかありません
- 一番危険なのは「やりたいこと」が何もなく、漫然と毎日を過ごしてしまうこと
- 天から与えられる運命的な「やりたいこと」を探しても時間の無駄
- 必要なのは「選択基準」を磨くこと
- 最も危険なのは、「どの道を進むのが一番メリットがあるだろうか?」と頭で考えて判断することです
- 今あなたが「こっちの道に進んだほうがメリットがある!」と考え行った選択は、10年後20年後には、メリットが無くなっている可能性が高い
- 迷い続ける判断基準「どうすべきか」
- 迷いがなくなる判断基準「どうしたいか」
- 「やりたいこと」とは「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」
- ポイントは「好きなこと」を見つける前に「得意なこと」が必ず先です
- 1.大事なこと、2.特異なこと、3.好きなこと という順番で「本当にやりたこと」を見つけてもらう
- 価値観を中心に仕事を作るとモチベーションが途切れない
- 利益志向型の目標は達成しても幸せになることができず、実際には不幸になってしまう
- 「お金を得た先に何がしたい?」という、お金よりも先にある手に入れたいものを見つけるというものです
- 得意なこと=成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン
- 「得意なこと」は、自分にとっては「無意識」であることがポイント
- 「自分を変える努力」は今後一切必要ありません、「自分を活かす努力」を始めましょう
- 持っている才能の使い方を知らないだけ
- 自分が元からうまくできることを効率よく伸ばしていくことが重要
- 1つ突き抜けた強みを持っていれば周りから優秀な人だと判断されます
- やると充実感が得られるのが「得意なこと」で、やると疲労感が募るのが「苦手なこと」
- イラっとしたときは、自分がいつも当たり前にやっている「得意なこと」に気づくチャンス
- マラソンでは途中で息切れせずに好きなことに「夢中」になり続けている必要がある
- 長期的な勝負において「努力」は「夢中」には勝てません
- 大事なのはそのぶにゃで、自分がどんなことをやっているときに楽しいかという「得意なこと」もセットで考えること
- 「役に立つから好きなこと」は仕事にしてはいけません。「興味があるから好きなこと」を仕事にしてください
- 多くの人がはまってしまう1つの罠があります。それは合理性に人生を乗っ取られてしまうことです
- 「役に立つから必要な本」と「なぜか気になった本」は区別して考えましょう
- 「いつまで将来の可能性の中に生きるの?」
- あなたが今「やりたこと」が分からず迷走しているとしたら、それは自分と向き合うのをずっと先延ばしにしてきたからです
- 将来のために生きるよりも、今一番やりたいことに本気で向き合っているうちに、ずっとあなたは成長します
- 仮説がないまま思い付きで行動しても、それで「やりたいこと」が見つかることはほぼありません
- 「好き」を固定したままで、自分の「得意」に働き方を修正する
- 「やりたいこと」とは「好きなこと」と「得意なこと」の掛け合わせ
- そしてこの2つのピースが、いきなりカチッとハマることは滅多にありません。実際に働いてみている中で、試行錯誤しながら寄せていくものです。
- 「好きなこと×特異なこと」でやりたいことの仮説を立てる
- 「やりたいこと」が決まっていもうまく仕事にならない人の共通点は「自分の『やりたいこと』をやるのに必死すぎて、仕事の目的を考えていない」という点です
- あなたの「本当にやりたいこと」が見つかった今、これからすべきなのは「本当にやりたいことを実現している自分」と「今の自分」の差を埋めることだけ
- 自分らしいと感じられる今この瞬間を生きることこそが「成功」です
- いくら稼げていても、自分に噓をついて心がモヤモヤしていたら失敗です
- 自分らしく生きられれば、その時点で成功です