Shuttle SH310R4 V2を組み立ててみた

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10連休特に遠出することもなかったのでこれを機会に自宅PCを更改することにしました。
なんだかんだ中古で購入してから5年以上が経ち、そろそろ老朽化も目立ってきたので新品にしたいと思います。

まず現行がこちら
HP ProLiant ML110 G6
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当時のオークションサイトで5000円くらいで売られていた安鯖です。
グラボそのままでCPUをi7に、メモリはDDR3のものを増設して16GBに、ディスクは2.5インチSSDを160GBと3.5インチHDDを合計5TBあまりにして使用していました。


そして次期ラインナップがこちら

筐体 | Shuttle SH310R4 V2
CPU | Intel Corei5 9400F
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1660
メモリ | CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX Series 16GB×2枚
SSD | WESTERNDIGITAL 内蔵 SSD M.2 2280 / WD BLACK SN750 NVMe 500GB
HDD | ロジテック ガチャベイ LHR-4BRHEU3

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今回はだいぶコストを抑えました。
HDDはRAID機能付きのケースのみ購入し、中身は現行の玉(計5TBあまり)を使い回しです。
グラボを載せたかったのでCPUは比較的安価なi5 9400F(GPU非搭載モデル)にしました。

それでは早速組み立てていきます。

まずSH310R4V2を解体
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Shuttleおなじみの「I.C.E.ヒートパイプ」に2つのメモリスロット
あとはPCI拡張スロットが2つと手前にNVMeスロットが1つありますね。
順番に見ていきましょう。

まずはCPUですが、
こちらはヒートパイプと冷却ファンが合体しているので両方同時に取り外す必要があります。
まず背面ボードにある冷却ファンの固定ネジを外してから、ヒートパイプを固定する四つ角の固定具を緩めます。
冷却ファンの電源ピンもマザボから外しておき、ヒートパイプと冷却ファンを一緒に取り外します。
あとは留め金を外してからソケットにCPUをはめて再び留め金で固定します。

SH310R4V2には熱伝導グリスが付属されているので必要であれば塗布してください。
(ただし、塗り過ぎには注意!)
グリスを塗ったら、再びヒートパイプと冷却ファンを取り付けて、それぞれネジで固定して完了です。

次にメモリですが、こちらは単純にスロットに装着すればOKです。
ただし、メモリの差し込が悪いと認識されずBIOSが立ち上がらないことがあるので注意してください。

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次にSSDですが、こちらも単純にスロットに装着すればOKです。
今回は最も普及している2280サイズを購入しました。
写真のように一番外側のネジで固定します。
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最後にグラボですが、SH310R4V2だと一つ難点があって補助電源が6ピンになってます。
なので搭載できるモデルが限られるのですが、玄人志向にはGTX1660で6ピンの製品があるらしいので
今回はそれを採用しました。
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ただし、PCI拡張を2スロット占有するのでそこは注意してください。


以上で一通りの組み立てが完了したので(ベアボーンだと早い!)
搭載したグラボの端子から画面に繋いで動作確認します。
(i5 9400FはGPU非搭載なのでオンボードの端子とディスプレイを繋いでも映像出力されません)

今回の構成だと無事にCPUもメモリもSSDも認識されBIOS画面が出てきました。
(HDDの構成については今回は割愛します)

OSは動作サポート対象のWindows10を入れましたが、
ベンチマークはまだ取ってません。
(少なくともMinecraftはできる限りのグラフィック重視設定でもヌルヌルでした)


今回の入れ替えはコスト的にも性能的にもまあまあの結果だったと思います。
何より筐体のサイズ・重量が半分以下になったことが何より嬉しい。
コスパが高いと達成感がありますね。


ベンチマーク結果についてはまた今度で。