【書評】なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか: ムダな努力から解放される7つのポイント

書評シリーズ始めます

今年から書評シリーズとして、読んだ本の感想や気になったセンテンスを書いていこうと思います。
記念すべき第一弾は田中靖人さんの『なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか: ムダな努力から解放される7つのポイント』です。

https://www.amazon.co.jp/なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか-ムダな努力から解放される7つのポイント-田中-靖人-ebook/dp/B08R2KVHG6



率直な感想

  • 自分にとって理想の生き方をしていてすごい
  • こんな考え方、生き方ができる人になりたい
  • (自分より)若いのに知識とか行動力とかがすごい
  • めちゃくちゃ効率的に生きている

ちょっとざっくりし過ぎかな・・・



マーキング箇所と所感

  • 「新しい情報に触れたときに、すぐ実行する」これを意識すれば最短距離で結果を出すことが可能

これが頭ではすごいわかるんですが、なかなか行動に移すのが難しい。(難しいと感じてしまう)
「インプットとアウトプットの速度を上げる」ということですよね。
まずは小さいことから始めて、徐々に自分の中のブレーキを取っ払っていくのがいいんでしょうか。

  • 人生戦略を練るポイント3つ「能力を知る、ルールを知る、土俵を知る」

ルールを知る、土俵を知る、というのは確かにやってこなかったなぁと感じました。
政治でも経済でも法律でも、自分とは関係ない、と思って見向きもしてきませんでした。
しかし、社会人として生きていくうえで知っておくべき最低限のことくらいは知識として持っておく必要があると感じました。
田中さんがオススメされている本を読んでみようかと思います。

  • 新しいことに挑戦する

これも大小はありますが、全く違う分野・ジャンルのことに挑戦するのは難しいと感じてしまいます。
自分が得意な分野であればいろんなことに挑戦しよう、と思えるのですが(例えばITで言えばインフラだけでなくアプリにも挑戦しよう、とか)
これが全く違う分野で、例えば「釣り」に挑戦してみようとか、「楽器」をやってみよう、となると一気にハードルが上がってしまいます。
ただ、自分の人生の幅を広げるためにはこういうチャレンジが必要なのですよね。
今年は楽器に挑戦してみようかなぁ・・・。

  • 変化に適応できる耐性を身につける

仕事をしている中では変化への適応性はあるほうだと思っています。
転職・部署変更等で場所や関わる人が何度も変わってきましたが、都度うまくやってきました。
ただ、今のままではダメなんだろうなぁ・・・

極端に言えば、突然外国に放り出されたとしても生きていくくらいの適応性が必要、ということだと理解してます。
急にその境地まではいけないので、まずは今の業界でどの現場でも生きていけるくらいの適応性は身につけておかないとだめですね。
そのためには固執した考えや価値観を捨てて、スポンジ精神で色々学びを広げていく必要があるかなと感じてます。

  • 理不尽を受け入れる

これは社会人として生活していれば間違いなくエンカウントするものだと思います。
自分より能力・生産性の低い人間が自分より評価され、給料をもらい、裕福な生活をしている。(ひがみ?)
となりの後輩は自分がやりたいことができるプロジェクトに配属されている一方で、自分は汚れ仕事・厄介ごとを押し付けられている
などなど、「理不尽だなぁ・・・」と思うことは世の中たくさんあります。

それを受け入れて、「なにくそ」と打開できるくらいのメンタルとパワーを身につけなければと思います。

  • 新しいことを始めるとき、脳の構造と不安が襲ってくることをあらかじめ理解しておけば大丈夫

いわゆる「認知バイアス」のことだと思いますが、やはり最大の敵は自分自身なんだなと感じました。


「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
という言葉もありますが、この本はまさにこの一言に収まるなぁと思いました。
自分がやりたいことは何か、そのために自分とどう向き合えばよいのか。
そのヒントがたくさん埋め込まれているのかもしれません。

  • 人が作っている限りどうにかして自分が有利になるものを作るのは当然であり、平等なんてありえない

社会はある程度までの平等は保証してくれますが、
所詮完全な平等なんてことはありえないと思ってます。


だからこそ自分の人生は自分で切り開いていく必要があって、
他人まかせにしてはいけないと感じました。