Raspberry Piには、標準的なカメラモジュールが用意されており、PythonのPicameraモジュールを使用して画像を取得することができます。
この例では、Picameraモジュールをインポートして、PiCamera()
クラスを使用してカメラを初期化します。その後、カメラの解像度と回転を設定し、カメラモジュールが完全に起動するのを待ってから画像をキャプチャし、指定されたファイル名で保存します。
画像をキャプチャする前に、Raspberry Piにカメラモジュールが接続されていることを確認してください。また、カメラモジュールを有効にするには、sudo raspi-config
コマンドを使用して、Raspberry Piの設定メニューからカメラを有効にする必要があります。
有効化したら設定反映のためにOSを再起動します。OSを再起動しないとカメラは使えません。
まずはお試しで画像をキャプチャするコマンドを実行してみましょう。
$ raspistill -w 1920 -h 1080 -o pi-camera.jpg
1920x1080はフルHDサイズです。解像度はご自由に。
保存された画像を見てみます。
ちゃんと撮れてますね(若干ボケてますが・・・)
以下は、Picameraモジュールを使用して、Raspberry Piのカメラモジュールから画像を取得するPythonコードの例です。
import picamera from time import sleep with picamera.PiCamera() as camera: print("Start Application...") # カメラの解像度を設定 camera.resolution = (1920, 1080) # 撮影する前にカメラモジュールが完全に起動するのを待つ sleep(2) # 画像をキャプチャして、指定されたファイル名で保存する camera.capture('image.jpg') print("End Application")
コードを実行してみます。
$ python camera.py Start Application... End Application
大丈夫そうです。